去る4月6日(水)、春らしい柔らかな日差しとさわやかな風の元の中「2011年度フレッシュマンキャンプ」が行われました。これは池坊華道の祖と言われる小野妹子廟を訪れ「池坊人」としてのアイデンティティを養い、同時のこれから2年間学生生活をともに過ごすクラスメイトと親睦を深め、学生生活をスムーズにスタートすることを目的としたものです。
当日は、大阪府南河内郡太子町にある「小野妹子廟」や聖徳太子の墓所とされる磯長陵がある「叡福寺」までバスで移動しました。バスの車中ではそれぞれのバスに乗車した学生会執行部の学生による「ミニビンゴ」などが行われ、和気あいあいとした雰囲気の中で、移動中の時間も楽しく過ごしました!
バスを下車し小野妹子廟に到着すると、華道文化コース2年次生による「礼式生け」による献花が厳かに執り行われ、はじめてみる「華道の儀式」を全員が熱心に見入っている姿が印象的でした。
献花の式の後は、廟の付近を散策しながらの移動となりました。例年は満開の桜も、今年は開花が遅く、五分咲き〜七分咲きといった状況でしたが、時折吹く風はとても春らしくとてもすがすがしい陽気を楽しみながらの移動となりました。
その後、六角堂の開祖となった聖徳太子の墓所である「叡福寺」を見学し、昼食会場の大阪府岸和田市の牛滝温泉「いよやかの郷」へ移動しました。
お待ちかねの昼食は、肉や魚介類が満載のバーベキューでした。クラス単位でテーブル席に分かれ、それぞれのテーブルには教職員もしくは学生会執行部が入り、焼き役をしたり、会話を盛り上げクラスメイトだけではなく、教職員や学生会執行部との親睦も深めることができたのではないでしょうか。デザートのアイスクリームをほおばりながら、さっそく出来た仲良しグループで楽しそうに語らい合う姿は、まさに春らしい1シーンでした。
その後、自然公園を散策し、学生会執行部による学生会&クラブ紹介と教職員の紹介を行い、帰路につきました。池坊短期大学の学生として初めての想い出作りの場となったことと思います。