教員・客員教授
環境文化学科
【学長】教授
桶谷 守
担当科目名
現代社会とコミュニケーション、保育内容演習(人間関係B)、教職実践演習
研究概要
私の研究テーマは、学校や子どもたちの間で生起する「不登校」「いじめ」をはじめとする様々な課題について、具体的に検証し、その考え方や課題解決について研究を進めている。また、発達課題、特性の問題、コミュニケーションが取れにくい等、人と人との関係性の課題が浮かび上がり、「生きずらさ」を抱えた子どもたちが増えている現状をしっかりと捉え、その克服のための支援の在り方の研究を深めていきたい。
メッセージ
〇2年間で社会で自分らしく活躍できるための、基本的なこと(教養教育)を学んでほしい。それは、コミュニケーションの力(相手の言葉を通して、相手の気持ちや思いをしっかりと受け止め、自分の考えや思いを確実に伝えること)等の非認知力を学んでほしい。 〇物事をクリティカル(物事をそのまま受け入れるのではなく、少しその問題から少しズームアウトし、「これはこれでいいのか?」「これらのことは本当にそうなのか?」等)に考えてほしい。物事を批判的?又は角度を変えて眺めてみることを是非体得してほしい。
教授
松井 邦子
担当科目名
気づきと思考力、比較文化論、人と自然の関係論
研究概要
人間の在り方、物のとらえ方、行動のしかたを理論的に考える哲学が専門。なかでも、コミュニケーションとコミュニケーションを可能にする認識枠組みを検討する討議倫理・カント政治哲学がもともとの研究テーマで、これをもとに医療倫理や大学における討議の在り方等に応用を広げています。
メッセージ
本学の建学の精神「和と美」は、「あらゆるものと和していくこころを、美しいかたちに表せるような人になりましょう」ということです。2年間の学びを通し、専門の知識と技術を使ってあなたの思いを美しく表せる人になってほしい。池坊短期大学であなたをお待ちしています。
教授
伊東 光子
担当科目名
医療機関実習、専門ゼミ、基礎ゼミ、薬学概論・基礎薬学、DPC請求演習、医師事務作業補助業務・応用A、医師事務作業補助業務・応用B、医師事務作業補助業務・基礎、医師事務作業補助業務業務・実務、医療接遇(医療心理)、診療報酬請求事務・応用A、診療報酬請求事務・応用B、診療報酬請求事務・概論A、診療報酬請求事務・概論B
研究概要
「診療報酬請求における算定漏れの現状と問題点について」「AIが医療事務にもたらす影響いついて」「患者接遇について~学生の向上意識の定着までのプロセスをたどる」「医療事務採用に関するニーズ調査」等
メッセージ
講義・演習・実技と病院実習を通して実務力を育成し、多様な医療事務の資格取得を目指します。①オトナになったら分かる価値・・・学んだ事を人生や社会に活かそうとする「学びに向かう力、人間性」を養っていきます。②社会で役立つ技能・・・実際の社会や生活で生きて働く「知識及び技能の習得」を目指していきます。③リアルな生活観・・・未知の状況にも対応できるAIには無い、人とつながる力「思考力、判断力、表現力」を身に付けていきます。医療人として、働く上での必要な社会人基礎力を学び、医療のスペシャリストを目指していきましょう!将来のビジョンを描き、その夢を現実に変えよう!
教授
笠松 優子
担当科目名
専門ゼミ、基礎ゼミ、メイク色彩論、美粧文化論、美容企画、メイクセラピー
研究概要
「こころとカラーの関係について」
担当科目である授業に活かせるよう、コロナ化も鑑みて様々な方向で学ぶ。また、美に関する「肌」「腸」など様々な体験を通して知識を増やし、授業に結び付けていく。 必要であれば、資格取得も挑戦する。
メッセージ
長い人生の中で、大学生活は一つの「転換期」または「成長期」にあたります。その大切な時期に池坊では、花を通して様々な職業に就くための「人」としての在り方を学びます。さらにそれぞれが希望するコースでは、その職種の専門的な技術・知識を身に付けます。能力は無限にあります。池坊で、新たな自分を発見し、大切な時間を共有しましょう!
教授
寿 マリコ
担当科目名
現代社会とコミュニケーション、サービスマナー演習、プレゼンテーション入門
研究概要
コミュニケーションを中心としたキャリア教育や就労支援、美容の社会性について研究を行っています。また、印象がコミュニケーションに与える影響について、化粧をノンバーバルコミュニケーションの視点から研究しています。
メッセージ
短期大学は社会へ羽ばたいていくための大切な学びの期間です。コミュニケーションとは人間関係の基礎となる重要なものです。授業での学びや体験を通して、社会で必要とされる人間力を身につけていただければと思います。
教授
塩谷 かおり
担当科目名
マネジメント入門、基礎ゼミ
研究概要
ITやエレクトロニクス企業で人材マネジメント(採用・育成・配置・異動・評価・組織変更など)の仕事をしながら、組織における人間行動(組織行動論:経営学の分野)について探求してきました。モティベーション、キャリア、心理的資本など「個人と組織のイキイキ」に関心をもち、理論と実践の融合を目指しています。
メッセージ
マネジメントは企業の経営者や管理職だけが学ぶものでしょうか?答えはNOです。例え ば「リーダーシップ」は友人同士の旅行やランチなどの場面にも生じますし、やる気の源 になる「モティベーション」や、自分らしい働き方を考える「キャリア」など、多くの皆 さんに関係するテーマを扱います。「自分だったらどうかな?」と考えながら楽しく学びましょう。
教授
竹中 宏文
担当科目名
英語(実践英語A、基礎英語・英語A、一般英語・英語B、幼児保育学科 英語)・日本語(日本語総合A、日本語総合B、日本語総合C(就職))
研究概要
DX隆盛となっている昨今において、単なる暗記に頼る英語学習ではなくデジタルAI技術を前提とした英語学習方法が必須となっている。学生たちが将来にわたっても活用できる手法であり、それらに慣れておくことはミニマル・エッセンシャルズであると言える。語学教育に携わる者として、その可能性とともにより効果的で有用な活用方法を研究中。
メッセージ
スマホだけではなくデジタル機器全般を使いこなし、さらに語学力を身につけ、あらゆる手段でのコミュニケーション力に長けた、社会で活躍できる「人財」になることが重要。社会のどのような分野においてでも、自分が重要で必要とされる人間となるために、学び、習い、身につけよう。
教授
中西 智江
担当科目名
ウェディングプランナー概論Ⅰ・Ⅱ、セレモニーマナー、ブライダルプランニング基礎、フォーマルウェア概論、ブライダルマーケティング、プランナーズスキルアップ、基礎ゼミ、専門ゼミ
研究概要
・ブライダル産業におけるサービスマネジメントの適用可能性について
・ブライダル企業における顧客満足および従業員満足について
メッセージ
一生に一度の最良の日をお手伝いするブライダルプランナーは新郎新婦にとって忘れられない人となります。失敗ややり直しが出来ない仕事だからこそ苦労も多いですが、笑顔と感動に包まれる素晴らしいお仕事です。相手の立場に立って考える・心配り・気配りができる“誰かにとってかけがえのない人” “幸せのプロ”になりましょう!!
教授
林 俊之
担当科目名
専門ゼミ、製パン実習、製菓理論
研究概要
洋菓子、製パンについて。
工芸菓子の作成。
メッセージ
お菓子作りに少しでも興味があればぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
上手、下手は関係なくほとんどの学生は同じスタートラインからの出発です。二年間学んで卒業時には1人1人のオリジナリティーなケーキ、パンを作れるよう頑張りましょう。
教授
松本 公一
担当科目名
花伝書概説、京都学、茶の湯の歴史、伝書講読特講、いけばなの歴史、結婚文化論
研究概要
日本中世宗教文化史・伝統文化論。日本の中世を中心とする宗教文化について、記録・美術・文学などを素材にして研究しています。とくに、中世天台宗の書物の生成や伝播、また中世の神仏習合や世界観などにも関心があり、中世の人たちは何を考え、何を信仰していたかについても考えています。いわゆる花道・茶の湯といった日本の伝統文化についても、当時に書かれたものを材料にして、時代時代の文化の枠組みの中で、という広い視点から研究しています。
メッセージ
ネットに頼らないで、調べる、知ること、また、自分の調べたことをデータに基づいてまとめること、さらには自分で考える力を養うことができます。高校生までは、答えのある問題を解くことが中心ですが、答えのない問いについて、考えるための、幅広い教養を身につけることができます。そのために、いろいろな分野に興味をもつためのきっかけづくりや、社会に出て必要な知識を身につけることで、自分の頭で考え、社会で生きる力の基礎をつくることができます。
教授
森川 佳代
担当科目名
専門ゼミ、いけばなと現代生活Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、いけばな演習B、フラワーコーディネートA・B、花と緑の文化論、フラワーデザイン理論、環境表現研究A
研究概要
・花伝書の研究:「老いの春」「専応口伝」「臥雲華書」 ・研究課題:「池坊いけばなの普及」「幼稚園教諭の授業実践研究」「いけばな経験による心の成長及び安定に対する効果」「茶道経験者のいけばな体験後におけるいけばなへの理解(未曽有のウイルス蔓延の中での伝統文化)」「小学生における いけばなの発信プログラム(保護者アンケートを踏まえて授業実践)」「中学生における いけばな発信プログラム(中学学習指導要領に基づいた発信プログラム)」「幼児教育におけるいけばな(幼稚園教育要領に基づいた指導)」
メッセージ
いけばなの授業は、ただ花をいける技術の修得だけでなく、学習活動を通して、特に三つの効果を期待する。 一つめは、「心」を鍛える効果である。花と向き合うことによって、「命」あるものへの尊重を学び、自己を慎み、他者を慮る「心」を育む。二つめ目は、「礼節」を身につける効果。三つめは、「いけばな」は子どもから大人までどんな年代でも楽しむことのできる生涯学習である。卒業後は社会の形成者として伝統文化の創造や伝承に寄与する態度を養う。
准教授
平岩 久里子
担当科目名
現代社会とコミュニケーション、キャリアプランニング、現代社会論
研究概要
「多様性」「共生」をキーワードに、美容の社会性、キャリア教育、メイクセラピーや美容をツールとした自立・就労支援について研究をしています。
メッセージ
価値観や働き方が多様化する中、自分らしく生きる可能性が広がりをみせています。こうした状況を見据え、人生100年時代における長い時間にわたる生き方やキャリアを学生のうちにしっかりと考えていく必要があります。社会の変化、仕事や生活に関する人々の意識の変化を踏まえつつ、ひとりひとりが自分らしく生きられる可能性のある時代において、この可能性の現実化を高め、促すことの一助になることを目指します。
准教授
藤井 真
担当科目名
いけばなと現代生活Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、立花基礎、立花Ⅱ、生花研究B、環境・表現研究B(いけばな)
研究概要
●「池坊いけばな」→古今の池坊いけばな(立花・生花・自由花)の理論や技術の研究
●「学校華道」「幼児対象いけばな指導」→いけばな教授者としての指導方法・表現方法を研究
●「花伝書研究(『池坊専応口伝』『臥雲華書』)」→花伝書からの理論や技術の研究
メッセージ
華道家元池坊のいけばなの理論や精神性を基盤とし、学生自身の心を磨き、自らの考えや想いを正しく言葉で伝え、表現できる基礎教養を身に付けます。
2年間の中で花の命を慈しむ心や「おもてなしの心」の情操教育、現代文化であるいけばなに関する教養や美意識、造形の感性を磨くことで心技一体の華道文化を学んでいくとともに、卒業後にもいかせる現代の「和と美」や誇りをもって自国の文化を発信できる真の国際人を育成します。
専任講師
今川 有紀
担当科目名
基礎ゼミ、いけばなと現代生活Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、いけばな演習A、生花研究A、立花Ⅰ
研究概要
現在は池坊中央研修学院総合特別科にて生花研究室に在籍し、いけばな技術の向上に精励しています。
メッセージ
・華道を通じて花に触れる楽しさ、花をいける楽しさを感じて頂ければと思っています。
・礼に始まって礼におわるのが華道です。池坊いけばなで華道への理解と社会に通じる礼儀作法を身につけ、またフラワーコーディネートの授業でより深くお花への理解を深めることで花のプロとしての能力を身につけます。
専任講師
星 優也
担当科目名
リーディング&ライティングスキル、くらしの文化論、冠婚葬祭の音楽誌、和と美の日本文化、文学と花
研究概要
歴史学・民俗学の視点から、日本列島に住む人々は、どういう存在に祈りを込めてきたのか。神や仏に対する信仰の歴史や文化を研究してきました。最近は、いけばな等の伝統文化の歴史や、現代の社会問題(貧困、格差、ジェンダー、国家と民族マイノリティ、文化財等)に対する歴史や文化(衣食住、妖怪文化、都市伝説、怪異譚、ネット文化等)についても関心を寄せています。
メッセージ
これまで忙しい時間のなかで、詰め込むように苦しい思いで勉強してきた人も多いでしょう。かくいう私も高校生まではそうでした。実は学ぶことは、机の上だけに限りません。身のまわりにあることや出来事、気になることに対して、ほんの少しでも疑問を持って考えてみることも勉強なのです。担当の授業では、そうした「教養」を深めることを目的としています。池坊短大を卒業したとき、きっと世界の見え方が違っていることでしょう。
専任講師
三原 奈々絵
担当科目名
メイク技術基礎、メイク技術応用、美容基礎理論、アドバイザーメイク、基礎ゼミ、専門ゼミ
研究概要
顔の美の要素分析。美しいと感じる顔の要素についてメイクアップの観点から研究。
メッセージ
テクニックだけを身につけるのではなく、内面の美しさを外面の美しさに表現するための美容を学んでほしいと考えています。
幼児保育学科
教授
岩野 勝人
担当科目名
保育総合演習(専門ゼミ)、幼児と造形表現、造形あそびとワークショップ、保育内容演習(造形表現A)、(造形表現B)、保育・教職実践演習、造形基礎演習、デッサン
研究概要
彫刻家。様々な素材、主に鉄と石を中心に作品を制作。国内外の美術館、画廊等で作品展を開催。造形活動を通した社会とのコミュニケーションのあり方を試行。同テーマで2000年頃より全国、及び海外において子どもたちとの造形あそび、「くもならべ」「パノラマ絵画」「扇風機・巨大ドーム」といった共同制作型のワークショップ活動を展開しながら、子どもたちとの表現の多様性と造形活動の可能性を探求している。
メッセージ
身近な素材や日用品を使っての多様な造形表現から、造形あそびのおもしろさや可能性を学生ひとりひとりが体感、確認していく授業を展開していいる。必要なのは、「やってみよう!」から始まる五感を通した経験値の獲得と「失敗」を恐れない勇気。上手に描いたり作ったりすることよりも、子どもたちと時間と表現を共有しながらモノ作りをたのしむスキルを身につけることで、保育現場で活動できる自由な発想展開力を身につけていきます。
教授
北川 博司
担当科目名
社会福祉、社会的養護A、子ども家庭支援論、特別支援教育演習、保育実習・実習指導(施設)、施設実習・実習指導、保育総合演習(専門ゼミ)
研究概要
私はスピリチュアリティに配慮したソーシャルワークについて、1955年夏に発生した森永ヒ素ミルク中毒事件を通して、研究を深めています。この事件では被害児家族会が結成され、救済活動が取り組まれましたが、その活動は分断されるに至りました。私の姉もこの事件の犠牲者であり、同種の事件が繰り返されていることから、この事件から、当事者がいかに未来への希望を抱き続けることができたかについて、示唆を得たいと考えています。
メッセージ
自分は何がしたいのか、何を学んだらいいのかについて、迷う人は多いと思います。私自身がそうでした。私は幼い時に新しい母に反発し、周囲を悲しませていました。自分と人とを比べ、否定ばかりを繰り返していると、自信を持つことや未来に希望を持てなくなります。卒業を控え、教員の勧めで、現場に出て、学びを通して、必要とされている自分に気づかされました。人生の主人公は自分です。まずは新しいことに挑戦してみましょう。
教授
金子 眞理
担当科目名
幼稚園教育実習ⅠⅡ、保育内容演習、保育教職実践演習、児童文化
研究概要
保育の中で質の良い絵本の用いた環境とはどのようなものなのか。
また、絵本の選び方や展示の仕方。 そして、絵本の読み方。特に絵本の中の言葉を大切に伝える伝え方などを考察する。
「新・保育環境評価スケール1」項目15 絵本に親しむ環境 絵本の楽しさ、探す・知る喜びを味わう、「新・保育環境評価スケール③考える力」項目4から言葉の音を通して考えることを通してを中心に考察していく。
メッセージ
きらきら ぴかぴか そして、にっこり 笑ったり・泣いたり・おこったり
すばらしいこどもとともに生きていく道を歩きましょう
准教授
鵜川 陽子
担当科目名
保育原理、乳児保育A、子育て支援、保育内容総論、保育実習(保育所)、保育実習指導(保育所・施設)、保育所実習、保育所実習指導
研究概要
子どもをめぐる状況は目まぐるしく変化している時代です。乳幼児期だけに目を向けていても問題は解決できません。子育てしている保護者自身も安心して自信をもって子育てできるように多角的にサポートする必要があります。保育者の専門性として「保育とは」という視点はもちろんのこと、子どもと大人の幸せを願い「子育てに携わるすべての人を巻き込んだ支援体制の充実」について研究しています。
メッセージ
「先生になりたい!」まずはこの気持ちを大事に入学して来てください。子どもの成長発達に関わることができる保育者は、とても魅力的な職業です。保育を学ぶための最初の一歩は”子どもを理解しようとする姿勢”です。「子どもが好き」というあなたの気持ちが、2年後に保育者になった時に子どもをどのように受け止め、子どもが成長していくための援助とは何をすべきなのか考えることができるステキな保育者に成長しているように応援します。
准教授
吉田 直子
担当科目名
音楽基礎演習A・B、保育内容演習(音楽表現A・B)、専門ゼミ、幼児と音楽表現A
研究概要
楽譜を見て正しく歌うにはどのような音楽的な能力が必要なのかをあきらかにするために、初心者の音楽の聴き方(捉え方)や、読譜が困難である状況を多面的に調査・研究してきました。この研究の延長線上で、保育者を目指す初心者が自分で読譜してピアノを弾くために、身につけるべき音楽基礎能力の指導法を研究しています。最近は、幼児の音楽表現が生まれる背景、身近な周囲の働きかけなどの環境要因や認知との相互作用について質的研究に着手しています。
メッセージ
子どもたちと好きなうたを歌うのびやかで幸せな時間を、心から一緒に楽しめる保育者になってください。最近、ピアノが初心者で音楽が苦手と仰る受験生が多いですが、1年生の授業では個人レッスンのほか、うたの読譜、簡単な伴奏の創作、コードネーム奏、伴奏のアレンジや弾き歌いなど子どもの音楽表現の支援に必要な基礎力を身につけます。音楽の学習では自ら積極的に学ぶことが不可欠ですが、基礎的な音楽能力を習得すると予想以上に自分の成長を実感できて楽しくなりますよ。
専任講師
谷 芳恵
担当科目名
子どもの心理学、子ども家庭支援の心理学、子ども理解と教育相談、幼児と人間関係、保育内容演習(人間関係A)、保育基礎演習、教育実習(前半・後半)、教育実習指導(前半・後半)
研究概要
・保育者養成における学生の自己課題達成評価
・保育マップ記録を用いた保育者養成
・特別支援教育コーディネーター研修
・育成プログラム開発
・青年の公共空間における社会的迷惑の抑制
・他者との関係調整志向と規範選好
メッセージ
保育者として子どもに向き合うことは、自分に向き合うことでもあります。自分は子どもの育ちのために何ができるのか、自分に問い、向上し続けることのできる保育者になるために、共に学んでいきましょう。
客員教授
「和と美」の建学の精神に基づく教育・研究活動の活性化や社会との連携などを目的に、 日本を代表する伝統文化の継承者をはじめとした各界で活躍中の方々を客員教授として迎えています。
客員教授
千 宗旦
茶道表千家14代・前家元
客員教授
千 玄室
茶道裏千家15代・前家元
客員教授
蜂谷 宗玄
志野流香道家元
客員教授
小笠原 清忠
弓馬術礼法小笠原流宗家
客員教授
東儀 秀樹
雅楽師
客員教授
茂木 健一郎
脳科学者
池坊文化学会について
池坊短期大学における研究活動を社会へ発信し、還元しうる研究力の醸成と教育力の開発を目指して、 2006年に「池坊短期大学文化環境学会」が設立され、2018年には「池坊文化学会」として再編成されました。 本学会の会員は普通会員(教員)および学生会員(在学生)から構成。異なる分野の研究活動について、 相互に学問的刺激を与え合い、研究力・教育力の改善および発展に資する場として、研究大会や講演会を開催し、機関誌『池坊文化研究』を発行しています。 また本学学生の2年間の学修成果として『卒業制作論集』等を発行しています。