10月9日(日)、第9回学生祭典が平安神宮・岡崎周辺で開催され、本学からも多くの学生が参加しました。
本年度より一日開催になった学生祭典。再び原点に立ち戻り、学生のパワーを一日に凝縮した開催となりました。当日は、素晴らしい秋晴れに恵まれ気温もぐんぐん上昇し、10月としては汗ばむ陽気となりました。本学は『縁日』に製菓クリエイトコースの学生が3団体、さらに『SAI‐芸術・ファッション×京イズム‐芸術作品展示・体験ブース』に学生会執行部のメンバーが参加しました!
まずは、『縁日』 。
好天に恵まれたせいか、11:00の開店を前にすでに会場にはたくさんの方が来場されていました。本学から出店した3団体のメニューは、趣向をこらした本格スイーツばかり。
「ベビーカステラやさん」はメレンゲをその店頭立てるところから作った「ベビーカステラ」。あんこ入りなど味付けも数種類用意し、口どけ最高の逸品です。
「IKB Girl's BAR」は、生クリームを使わず、バターとオレンジジュースでひと手間加えた「クレープシュゼット」と絶妙な味わいで色とりどりの「ノンアルコールカクテル」。模擬店では珍しい本格スイーツです!
「Sweets girl」は、当日その場で粉から作った「わらびもち」と「みたらしだんご」さらに焼きたての「どら焼き」。できたてのわらびもちの口どけと焼きたてのみたらしだんごのぷりぷり、できたてのどら焼きは市販のものでは味わえない逸品です!
それぞれ、製菓衛生師の資格を持つ、先生や助手の監督の下、授業の空き時間や前日に練習を重ね、これまで学んだ知識と技術を総動員して、お客様の「おいしい」の一言を聞くため全力で作ったスイーツでした。 もちろん味は、文句なしの出来栄え! 学生たちの精いっぱいの接客も相まって「池短印のスイーツ」は大人気に!
18:00の販売終了まで好調な売れ行きでした!
今回の学生祭典を通じて、まだまだ勉強中の学生たちですが、自分たちで考え、お客様のために本気で作り、販売するという経験はなかなかできない経験だったことでしょう。
一方の『SAI‐芸術・ファッション×京イズム‐芸術作品展示・体験ブース』は、数か月にわたり学生祭典スタッフの学生と本学の学生会執行部が、協力し企画制作した『番傘』の展示とピンポン菊を使った「いけばなヒヨコ」作りの体験ブースです。
竹の洗浄、裁断から始まり数か月にわたり本学の作業スペースで企画、制作された「番傘」は、前日に大掛かりな搬入を終え、当日午前中に仕上げの飾りつけを行い完成。
和紙をあしらったすべて手作り番傘は来場の目にひときわ大きく、美しく映ったことでしょう。
「いけばなヒヨコ」作りは、その番傘のすぐそばにブースを構え、本学の学生が企画、花の発注まですべて行い、当日は体験にこられた方一人ひとりについて指導も行いました。
ブースは大盛況!多めに準備していたお花もすべてなくなり、予定時間より早く終了となりました!
いけばなが全学生必修授業の本学ならではの体験は、「いけばな」の楽しさを一人でも多くの人に知ってもらいたいという学生の真摯な思いが通じ、多くの方に体験していただくことができました。
この経験は学生時代の一生の思い出になるとともに、この経験を生かして、将来立派な社会人に育ってくれることを心から願っています。