去る2月18日、スイスのチューリッヒにあるリートベルグ美術館に、本学文化芸術学科 蔵重 伸教授が招待され、リノベイト記念講演の一環として英語で「観音と花――蓮の花」を講演しました。 リートベルグ美術館は、アジアやアフリカの美術品を収集・展示する美術館です。今回はリノベイト後の初展示として、奈良国立博物館との共催で特別展『観音菩薩』を開催しました。美術館の会場には、国宝の十一面観音絵や重要文化財の如意輪観音像など、『観音菩薩』をテーマにした7〜14世紀の彫刻や絵画が展示されました。 蔵重教授は、「観音像がよく左手に持っている蓮の花をテーマに、日本の美やいけばなでの蓮の花について講演しました。スイスの方々は日本文化への興味がとても高いことを感じました」と話していました。 今後も本学は、このような講演を通じ、海外に日本の美や日本の文化を紹介する取り組みを行っていきたいと考えております。 |
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