2010年4月1日華道家元池坊 池坊会館2階ホールにて第59回池坊短期大学入学式が華やかな雰囲気の中行われました。
今回で59回目を迎える本学の入学式。あいにくの雨模様となりましたが、9:30の集合時刻を前に続々と新入生と保護者の方が来場されました。 毎年恒例の池坊華道の歴史と今をわかりやすく解説したビデオ「花守人」上映後、いよいよ入学式の開式です。
開式の辞のあと、新入生と在学生を代表し学生会の執行部が校歌斉唱を行い、式が進行しました。学長の式辞では吉田謙二学長がこれから本学の学生となる新入生に、短大生としての心構えを述べられ新入生は神妙な面持ちで聞き入っていました。 また、本年度より池坊華道の真髄が語られている「池坊専応口伝」の朗読と礼式生けが披露され、「池坊華道」の世界と建学の精神「和と美」の精神性を体感することができたのではないでしょうか。
その後新入生代表の山口紗希さん(環境文化学科1年次生)が誓いのことばを述べ、充実した短大生活を送ることを誓い、それを受けて在学生代表の学生会長吉田亜依里さん(環境文化学科2年次生)がそれに答える形で歓迎のことばを述べました。その後、新入生にとってはこれからお世話になる担任の教員の紹介がありました。
さて、入学式終了後は場所を本学キャンパスに移し、クラス別のガイダンスを実施し、今後のスケジュールや学生生活を送っていく上での注意事項などの説明があり、保護者の方々も一緒になって真剣にメモをとる光景が見られました。
さらに、各教室でおこなわれたガイダンス終了後は、これから始まる学生生活をより充実させ、また安心して勉学に励むことができるように対象を別にしてのガイダンスが行われました。こころホールにおいて校医を招いての喫煙の危険性などを伝え健康管理に関するガイダンスを行いより健康的な学生生活を送るための指導を行いました。
これから始まる学生生活をさらに充実したものにするための課外活動の紹介として、京都学生祭典の紹介とオリジナル踊り「京炎そでふれ」の披露、学生会の紹介とスローガンの発表、部活動の紹介などが行われました。また、保護者の方には保護者対象のガイダンスを実施し、多数の方にご参加いただき関心の高さを実感しました。
本日のスケジュールが全て終了する頃にはすでに友達もできたようで、今まさに見ごろの桜のように、満開の笑顔いっぱいの入学式でした。