エステティシャンコース設置計画の概要
池坊短期大学では、2009年4月に 本学は、“キレイをガクモンする”というテーマのもと、さまざまな分野において豊かな感性と美意識を育むことができる教育機関をめざし、これまでにいけばな・ファッション・メイク・ブライダル・製菓など、多彩なコースを設置してきました。また、多くの卒業生が、各業界で目覚しい活躍を見せています。
そのような中「美」をクリエイトするプロを、より多く、より広く輩出するという使命からさらに学びのフィールドを拡大します。 |
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エステティシャンコースを設置する目的
エステ業界は、健康や美しさ、癒しへの関心の高まりに伴い市場規模も拡大しています。それに伴い今後の社会では、お客様に安心や信頼を提供するため、質の高い技術と専門知識、そして「おもてなしの精神」を持った良質なエステティシャンが必要となります。
そこで、建学の精神「和と美」や必修科目である「華道」・「茶道」等を学ぶことで「和の精神」や「日本的な美意識」を育んできた本学の経験・実績を生かし、「美と健康に関わる知識や技術を系統的に学び、さらに健康衛生・接客においても毅然とした倫理観をもって、健康科学と一体化したサービスを心がけることができる人材の育成」を目的とし、エステの分野において必要な資格を取得し、社会のニーズに応えられる人材を大学より輩出するため、本コースの開設を決定しました。
華道・茶道を通して「おもてなしの精神」を養う
最高で良質なエステティシャンの仕事は、専門的な知識と確かな技術が必要となります。しかし、いかに専門的な知識や確かな技術を持っていても、それだけでは最高で良質のエステティシャンと呼ぶことはできません。人を美しくするためには、様々な努力が必要です。そのひとつとして、人との関わり合いの上で成り立つ仕事として、「おもてなしの精神」を兼ね備えているかどうかが非常に重要な要素としてあげることができます。本学では、全学生必修の授業として「おもてなしの精神」を養う、華道・茶道の授業を重視しており、エステティシャンとしての素養を磨く心の教育にも重点をおいたカリキュラムになっています。
エステは「ホスピタリティ」という言葉がよくあてはまります。エステサロンを訪れる人たちに対して施術し、またモノやサービスを提供することによって心地良さを与えることができるからです。
すなわち、専門的な知識と確かな技術に「おもてなしの精神」を加えることにより、ホスピタリティ精神を持った最高で良質なエステティシャンが生まれると考えています。
資格取得を目標に、1000時間の専門カリキュラムの実施
エステティシャンの養成は、わが国の専門学校では1年課程(300時間の理論・実習)での養成が大半を占めます。本コースでは、エステティシャンの資質の向上と在学期間中の幅広い教養、及び高度なエステ技術の習得を目指して、短期大学2年課程での養成を目指しています。エステティシャンを2年間かけて養成する意義として、1年課程では学ぶことができない専門的な知識・技術を学問的にアプローチするとともに、幅広い教養を身につけなければならないということがあげられます。さらに、資格取得を目標に、エステ関連専門カリキュラムとして2年間で1000時間の理論・実習の時間を設けています。
以上のようなカリキュラムを編成し、「知識」・「技術」・「おもてなしの精神」をバランスよく学ぶことで良質なエステティシャンを社会に提供するとともに、エステティック技術の向上を図り、幅広い美容ジャンルで活躍できる美のプロフェッショナルを育成します。
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