池坊短期大学
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2023年6月15日

【授業紹介】「京都学」で経師(きょうじ)の大入達男様にご講演いただきました

「京都学」(担当:星優也)の授業では、伝統文化が息づく都市「京都」の魅力を様々な角度や視点から掘り下げています。
今回は、経師(きょうじ)の大入達男様にゲストスピーカーとしてお越しいただき、ご講演いただきました。

経師は、古くは奈良時代から写経に携わり、次第に和本の装丁などの装潢(そうこう)や印刷の仕事、明治時代以降は、
古文書・和書さらには洋書などの修復を行うようになり、今に至っています。
大入様の会社(株式会社大入)では、絵画や古文書、古典籍類など文化財の修復もされています。

  

今回は、経師とはどういう職業なのかという、基本的なことを始めとして、長年修復の仕事に携われてきたご自身の経験やその魅力、
そして京都の職人など伝統文化を取り巻く厳しい環境の現状についてご講演いただきました。ご講演のあとは、実際に和紙や和本に触れさせていただきました。

その週の土曜日は、株式会社大入の貴重な修復工房を見学する機会をいただきました。
参加した学生や教職員は古文書修復の一つである裏打ちを体験させていただきました。

  

歴史と伝統を受け継ぎ、文化財修復をされている職人の貴重なお話と体験を受け、学生たちも京都の伝統文化を守り伝える心に触れることができました。

お忙しいところ貴重な機会をいただきました、大入様に心より感謝申し上げます。

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