第17回 学校華道インターネット花展の受賞者が発表されました。
「学校華道インターネット花展」とは、池坊いけばなを学ぶ児童・生徒・学生であれば、誰でも応募できる、
インターネット上で開催される花展です。
過去最多の974校、6,512名の応募の中から、華道家元池坊 次期家元 池坊由紀 審査委員長をはじめ、
審査委員会による選考の結果、本学学生2名が入賞しました。
◆京都府教育委員会教育長賞 いけばな・花デザインコース 1年次生 麻生 由
◆大学・短大の部 入選 華道文化コース 2年次生 今村 優子
おめでとうございます!
◆京都府教育委員会教育長賞
麻生 由
【テーマ】あかねさす
【花器】水盤
【花材】ダリア・かえで・ミスカンサス・ミラ・アンスリウム・赤柳
【作品コメント】
“あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る” 赤柳で “あかねさす” を表現し、ダリアとアンスリウムの
葉で “紫野標野” そこへかえでの赤であかねが広がるイメージを表現しました。
たとえ、どんな恋であっても、純粋でまっさらな心情であることを理想として、白いミラを主役として入れました。赤(あかね)や
紫といった色の対比。紫野行き標野行きといったリズミカルな感覚をダリアや赤柳で表現しました。
【審査委員長より】
枝先に1枚残った紅葉の葉と作品の周りに散った紅葉によって、深まりゆく秋を表現した作品です。
ミスカンサスと紅葉を散らしたところに秋の風を感じました。
◆大学・短大の部 入選
今村 優子
【テーマ】未来の自分
【花器】変形花器
【花材】オクロレウカ・ダリア・チョコレートコスモス
【作品コメント】
私は短大を卒業すると、次は芸術大学に入学します。今まで華道しかやってきていない私からすると、未知の世界に
入ります。色々な課題にもめげず、乗り越えようとする未来の私を表しました。