祇園囃子の音色もさえわたり、本学周辺はまさに祇園祭一色となっています。そんな中、祇園祭のクライマックス山鉾(やまほこ)巡行を17日に控え、組み立てられた鉾の「曳き初め」が12日午後行われました。
本学学生も鉾町の一員として、この曳き初め参加しました。
“動く美術館”と称される京都の伝統技術・芸術の集大成である山鉾の曳き初めを経験することで祇園祭に参加し、実体験を通じて京都の伝統を学ぶ良い機会になったことでしょう。
今回曳き染めに参加したのは本学正門の目の前に立つ、鶏鉾(にわとりぼこ)。あいにくの天候でしたが、学生が浴衣姿で鉾の前にでると雨も上がり、本学1回生、池坊文化学院の学院生総勢約330名があでやかな浴衣姿で「エンヤラヤー」の掛け声の元、一斉に綱を引きました。
荘厳な山鉾と、あでやかな学生の姿に多くの観衆を集めた今回の「曳き初め」。本学も11日から祇園祭協賛 池坊学園「花きらきら」WEEKに突入し、15日、16日にはメインイベント「花きらきら」を実施します。
地域に根ざし、地域と一体になって文化を継承する本学ならではのイベントで、学生は多くのことを学んでくれるでしょう。