京都市の「大学のまち・わくわく京都推進計画」に基づき、大学と地域との連携による取組に助成金を交付する、2007年度「大学地域連携モデル創造支援事業」の報告会が、4月25日(金)キャンパスプラザ京都で開催されました。
本学のまちなか授業「ポジティブメイク」がこれに採択され、京都市本能特別養護老人ホームで高齢者へのメイク実習を体験した学生2名による報告がありました。
タミー木村教授のゼミによる、まちなか授業「ポジティブメイク」は、化粧を通じて地域社会における高齢者とのコミュニケーションを図り、前向きな心の支援を行うことを目的としています。
報告会では、初めは遠慮気味だった高齢者の方も、いろいろな話をしながら接していくうちに、次第に打ち解け、笑顔が見えるようになり、「この色の口紅がいい」などと積極的に意見を言ってくれたことがとても嬉しかったなど、実際に訪問して感じたことが述べられました。
また、これからも社会に役立つ化粧技術のスキルアップを図って行きたいと締めくくられ、無事に大役を終えた二人は、とても満足した様子でした。