学生たちが、学校で学んでいる「いけばな」や「茶道」の成果を披露する「まちなか華展・茶会」が、11月28日29日の二日間「紫織庵」で開催されました。
「和と美」を建学の理念としている本学は、華道と茶道を必修科目としています。その授業で学んだことを生かして、実際の京町家の空間を使い、学生の手によって実施されるのが、「まちなか華展・茶会」です。第四回目となる今年は、大学の近隣にある紫織庵のご協力によって、地域連携事業として開催されました。
「紫織庵」は京都市の文化財にも指定されている由緒のある京町家です。この大正時代に建てられた邸内の茶室や洋室、座敷などを会場にしました。参加した学生たちは、「いけばな」や「茶の湯」が、本来の姿で日本建築の中に溶け込んでいる姿を実感したようです。