いけばな・花デザインコース2年生科目「いけばな大作実習」で制作した大作が華道家元池坊の烏丸ステージに展示されています。
「いけばな大作実習」は今まで学んだいけばなの基礎を生かして、広大広間をいけばなで演出する際の考え方、手法、技法を学ぶ授業です。
【タイトル】
花音雨韻 (かのんういん)
【作品コメント】
梅雨の頃、草木にやさしく雨が降りそそぎます。
雫が落ちるたびに、緑が音もなく輝きだします。
その中で花たちは、しっとりと光をまとい、まるで心がふわっとほどけるように、美しく咲いています。
空にひらいた傘は、もうひとつの花。
蝶が舞い、花が揺れ、しずくが心に触れるたびに、この舞台に、静かでやさしい物語が生まれます。
雨も、花も、そして心も──すべてが響きあう、ひとときのやさしい景色を、どうぞ感じてください。
6月23日(月)まで展示予定です。
烏丸~烏丸御池付近にお立ち寄りの際は、ぜひ学生の作品をご覧ください。