幼児保育学科2年次生の「保育・教育指導法(音楽表現)」で、
トーンチャイムを使った演奏を体験しました。
トーンチャイムとは、アルミ製のパイプを叩いて共鳴させるハンドベルのような楽器です。
音色はとても柔らかく美しいため、演奏する人も聞く人も優しい気持ちになります。
一音を一人で担当し、メロディだけではなく、いくつも音を重ねて和音を奏でることもできます。
まずは2つのグループに分かれ、先生から音の響かせ方や止め方、
音を出すタイミングなどを学びます。
その後、発表に向けてディズニーの「星に願いを」と「大きな古時計」の曲を練習!
学生たちは、楽譜を目で追いながら、1人1人が自分の担当の音が来るのを待ちます。
その表情はとても真剣!
間違ったところや、少しでもうまくいかないところがあれば、
みんなで意見を出し合い繰り返し練習します。
音の止め方や、響かせ方などの細かい点も全員で工夫し、発表に向けて最後まで
入念に確認していました。
練習を繰り返すうちに、みんなの息が合って演奏でき、どんどん上達していきました。
曲の最後まで成功したときには、達成感と嬉しさで、思わず拍手する場面も!
発表では、優しく心地よい音が教室いっぱいに響き渡り、学生たちも思わず
「きれい!」と声をあげていました。
2年次生「保育・教育指導法(音楽表現)」の授業では、こうしたアンサンブルなどを行い、
みんなで音楽をすることの難しさや楽しさを体験します。
その上で、実際の保育現場を想定し、子どもの年齢に合った指導内容・指導法を考えます。
音楽活動はリズム感だけではなく、みんなで息を合わせること、
心で感じることの大切さを学べるチャンスとなります。