2年次生「製菓専門実習(洋菓子D)」の授業で、『個性のある素材を掛け合わす』をテーマにピスタッチオとグリオットチェリーを使ったスイーツを作りました
仕上がりの特徴となる縞模様がつくように前回の授業の時点で準備をしていた生地を二重に重ね、オーブンへ!!
焼き上がった生地を切り分ける担当と、スポンジ内のババロアに取りかかる担当に分かれて作業がスタート。
いくつもの行程が必要な場合、グループ内での役割分担も非常に大切です。
先生の指導を受けながらスポンジを切り分けていく学生たち。また別の学生は、ババロア全体がピスタッチオのきれいなグリーンに仕上がるように材料を混ぜ合わせます。
スイーツを美味しく作る技術と共に、色彩や盛り付けなど、美味しそうに魅せる技術も同時に学んでいます。
ババロアが冷蔵庫で固まるまでの時間に、混ぜ合わせたグリオットチェリーのムースを重ね再び冷蔵庫へ。
その間に仕上げのソース作り。温度管理に気を遣いながら丁寧に混ぜ合わせ、最後にフルーツをカットし、盛り付けを完成させます。
様々な味が重なり、フルーツの香りも楽しめる、しっとりとした食感に仕上がりました。
製菓クリエイトコースの2年次生ではこれから卒業に向けて、プロになっていく準備として、2年間で学んできたことを反復しながら、技術を習得し、現場で働く技術と意識を培っていきます。
今後は秋の旬の材料を使ったモンブランやクリスマス、バレンタインなど、季節のイベントに合わせたスイーツを学ぶ予定です。