幼児保育学科2年次生「保育実習Ⅲ」は、
保育士資格取得のための選択科目で、現場での実習を行います。
特にこの実習では、様々な『児童福祉施設』を対象に、その役割を理解し、
保育課程や子どもや利用者のニーズについて、体験的に学習を進めています。
このコロナ禍において現場での課題やリスクが増える中、
今年度も多数の施設で学生たちの学びの場の確保にご協力いただきました。
その一例をご紹介しします。
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京都府南区にある「塔南の園児童館」さんでは、学生が企画した
紙コップとカラーセロファンを使った ” 万華鏡 ” の工作を子どもたちと一緒にチャレンジしました。
どんなことをするか、という企画提案から、
作り方を子どもたちに伝え、一緒に楽しむところまで、一連の流れを学生が行います。
工作に必要な造形技術はもちろん、子どもたちとの関わり方についても、
これまで学んできたことを活かします。
きらきら光る手づくりの万華鏡に、子どもたちも大はしゃぎ!
児童福祉施設での実習は資格取得のためだけでなく、
現場の雰囲気や流れを知り、学生が自分に合った進路を考える選択肢が広がりました。
保育園や幼稚園とは一味違った児童福祉施設での実習は、とてもよい刺激となりました。