1年次生の必修科目「基礎ゼミ」では、クラス担任が授業担当者となり、本学学生としての基本となる学びを様々な角度から学修します。
第1回目は、華道家元池坊の四十五世家元 池坊専永様の孫であり、華道家・写真家として活躍されている池坊専宗様を講師にお招きしました。
今回はその第2回目として、裏千家十六代家元 千 宗室様の御令弟、伊住宗晃宗匠の次男であり、茶道資料館副館長、今日庵文庫長、裏千家学園副校長、NPO法人和の学校理事長をされている伊住禮次朗様(茶名 伊住宗禮様)を講師にお招きしました。
茶道や華道といった日本の伝統文化を継承することの意義について、千 利休から始まる茶道の歴史を紐解きながらお話しいただきました。
『日本の伝統文化は生活に深く根ざしていて、継承することで先人の視点や経験を取り入れることを可能にする。そして、こうした文化が社会に「すき」(ゆとり)を生み、これを育むことで豊かな生活につながる。』というお話は、この先、社会人として巣立っていく学生たちの将来に何かヒントを与えたと思います。
伊住様、貴重なお時間をありがとうございました!